都心で働く母の道

総合職で働く母の日記です。

【家族のこと】命の選択

こんばんは、鯖絵です。

夫の父は若いころに亡くなりました。
最後は人工呼吸器を着けたそうです。

たまたま見ていたNHKの番組で
新型肺炎の重症化で
人工呼吸器をつけるかどうか、
患者さんの家族が医師から説明を受けるシーンが
ありました。
呼吸器をつけても助かる可能性は薄く、
かなりの苦痛を伴うらしい。

そのシーンを見て、
夫がポツリポツリ、話してくれました。

夫の父は最後は人工呼吸器を着けたこと。
突然のことで動揺して、
とにかく呼吸器の装着を希望したけど、
装着した父は苦しそうだったこと。
解放してあげたくて、
医師に呼吸器を外してほしいとお願いしたけど、
外すと殺人になるからと
断られたこと。
死ぬのを待つ感じだったこと。

都内で毎日新型肺炎感染者数が50人を超えています。
油断できない中で
出来るだけ経済を回していかなくてはならない。
学校にも行かなくてはならない。
そしてきっと、ワクチンができるまでは
冬になったらもっと大流行する。

もし自分や家族が感染して
呼吸器の装着の段階になったら…。

幼いわが子のことを思うと、
実際は正気を保つことができないと思います。

手洗いうがいを徹底して、
出来ることを出来るだけやるしかないですね。